科学の目(MAT-T)が飛ばしの黄金ラインを発見した MAT-Tとは、「Motion Analysis Technology by TaylorMade (モーション解析技術)」の略で、その名の通り、スウィングの全ての動きを解析するシステムです。9台のカメラによって撮影されたスウィングのリアルタイムでのデジタル化により、あらゆる角度から自分のスウィングを分析できるものです。 このモーションキャプチャーが飛ばしの黄金ラインと言うべきものを発見しました。 参考文献 ゴルフダイジェスト社 「月刊ゴルフダイジェスト12月号」 今回お知らせするこの黄金のラインはインパクトからその直後のラインで、新理論ともてはやされているスタック&チルトにも共通するラインでもあるのです。 エラー矯正編でも述べましたようにゴルフのエラーにはいろいろな原因がありますが、ボールがどこに、どのように飛んでいくかは、クラブがボールにコンタクトする一瞬の「インパクト」によって決定されます。 スタック&チルト というと左軸とバックスイングの方ばかりに注目が行きがちですがインパクトの物理的現象に相違があるはずがないのです。 腰はくるっと回すのではない 上記の黄金ラインはイメージトレーニング編から申し上げている腰を入れる動きによって得ることが出来ます。 「下半身をしっかりターンさせる」 間違いではありませんが、こう言われるとほとんどのアマチュアの方は勘違いしてとらえ、腰をくるっと回すスピンアウトになりやすいのです。 飛ばし屋のスイングを分析しますと 切り返し以降は下半身先行で、インパクトの瞬間にぐっと腰を入れます。そしてその時腰はいったん止まりそれによりクラブが走りターンオーバー。 そしてクラブの遠心力によって再び引っ張られるように腰は再回転を始めるのです。 |
どうですか、上半身のネジレをインパクトで一気に解放し 最大限のパワーを出しているのです。 くるっと回転していると見える2012年度賞金王の藤田プロも実は止まっています。 |
|
||||
|